国立台南大学紅楼(旧台南師範学校本館)
更新しました:2024-06-05
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紹介
国立台南大学の校門を入ると、ひときわ目を引く赤い建物があります。1922年に建てられた旧台南師範学校本館で、当時は「台湾総督府台南師範学校」と呼ばれました。第二次世界大戦時の1945年に空襲に遭い、屋根がほぼ全壊、1947年に修復されました。十字を二つ繋げた双十字型の建物は、赤レンガを主建材に使用しており、「紅楼」とも呼ばれます。本館前方にある一本のリュウキュウマツは、1923年に当時皇太子だった裕仁親王(昭和天皇)が植えられたものだと伝えられています。紅楼と合わせて、台南大学の精神の象徴になっています。毎年6、7月には、紅楼のナンバンサイカチの花が見頃を迎えます。黄色い花の滝と赤いレンガが互いに映え合う景観は見事で、訪れるには絶好の時期です。