妙寿宮
更新しました:2024-06-05
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紹介
妙寿宮(妙壽宮)は市定古跡に指定されており、主神に保生大帝を祀ります。言い伝えによれば妙寿宮は明の鄭氏時代に、神像を乗せた王船を拾った住民が、草葺き屋根の小屋を建てて祀ったと言われています。その後、ある兄弟の寄付によって、現在の場所に移されました。兄の名は「妙」、弟の名は「寿」だったので、妙寿宮と名付けられました。 廟の前には、風化した一対の獅子の石像があります。年配者の話では、何年も科挙試験を受け続けていた貧しい人が、何度も廟に参拝に訪れ、進士に合格した後、寄贈したものだと言われています。 通常、廟の前には、龍を象った柱がありますが、妙寿宮では、コウモリを象った石柱が使われています。石柱は、もとは海山館のものでしたが、日本統治時代に海山館が徴用され民家になったため、妙寿宮に移されました。建物2階には、1867年に造られた歴史ある王船が置かれています。王船の将兵に供えるのは、一般的な線香ではなく、タバコやビンローで、非常に変ユニークです。