楊逵記念館
更新しました:2024-06-05
2006
紹介
楊逵は日本統治時代の台湾で、文学作品が教科書に使われた初めての人です。新化の地元では非常に尊敬されている文学作家で、新化が誇る偉人と言えるでしょう。新化街役場のそばにある楊逵記念館(楊逵紀念館)では、入ってすぐのところに、当時楊逵が使用していた机と椅子が展示されています。木の机には、一箇所くぼみがあり、これは楊逵が物を書くときに肘をついて考えるクセがあったからだと言われています。毎日毎日擦れるうちに、よく肘をつく場所にくぼみができてしまったのです。楊逵の作品に向き合う姿勢には敬服させられます。二階建ての記念館には、楊逵の生涯や生前よく使っていた物が紹介されているほか、二階では楊逵の文学作品を観賞することもできます。参観希望の場合は、予約がおすすめです。記念館が専門の解説員を招いてくれるので、楊逵の生涯や作品についての解説を聞くことができ、より深く楊逵という人物に触れることができます。また、隣の歐威電影館(映画館)や新化街役場もおすすめのスポットです。