草山月世界
更新しました:2024-06-05
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紹介
左鎮区の草山月世界は砂岩と頁岩から成る青灰岩地形で、チョーク地形とも呼ばれます。地質が水を含みやわらかくなったところに、渓流が流れ込み地表を削り、高く突き出た崖が続く地形を形成しました。あちこちに切り立った崖があり、禿山の尾根がノコギリの刃のように光っています。チョーク地形はアルカリ性のため、草木が生えにくく、荒地には乾性植物のトゲダケしか生えていません。岡林里から草山月世界へ向かう道中では、ゴツゴツした特殊な地形に緑のトゲダケの生えた景観が見られます。季節や時間帯によって異なる風景が楽しめ、天気の良い明け方に、標高308メートルの至高点に立つと、日の出や層になった雲霧の変化を観賞できます。冬はトゲダケが黄色くなり、翌年春には赤く色付きます。毎年3〜4月がトゲダケの変色を観賞する絶好の時期です。
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