玉井北極殿
月曜日:05:00 – 20:30
4.3更新しました:2024-06-05
2732
紹介
玉井北極殿は、1717年に建てられました。当時、玄天上帝のお告げを受け洪水の被害から免れた玉井区域の住民たちが資金を集めて廟を建てました。 玄天上帝は亀と蛇を踏む姿で知られることから、廟殿の中庭には、信徒が献上した数多くの亀がおり、多い時には数百匹に達しました。北極殿は玉井盆地の中に位置し、建立以来、数々の伝説を残してきました。 中でも有名なのは、第二次世界大戦時、連合軍の戦闘機が玉井小学校を掃射しましたが、ある人が玄天上帝のお告げを受け、全校生徒、教員合わせて約3000人を避難させていたため、一人も犠牲者は出ませんでした。 また、1964年に起きた白河大地震の際には、多くの家屋が全壊しましたが、死傷者数は極めて少なく、これも玄天上帝のお告げがあったからと伝えられており、伝説を聞いた人々は霊験あらたかなことに驚いています。今でも北極殿は玉井の人々にとって、心の拠り所であり、信仰の中心です。