塩水天主聖神堂
更新しました:2024-06-05
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紹介
1955年に設立された塩水天主神聖堂(鹽水天主神聖堂)は、昔から旅行者の興味をそそるスポットでした。カトリックの教会であるはずなのに、廟のような建築様式だからです。外観が中国スタイルなだけでなく、内部も東西が入り混じったデザインで、その昔、キリスト信仰を広めるために、宣教師たちが試行錯誤したことが見て取れます。名画「最後の晩餐」さえも中華風にアレンジされ、食べ物は包子(肉まん)に、手には箸などの中華様式の食器を持っています。このように東西を融合させた大掛かりな改造を施したのはすべて、地域に溶け込み、より多くの人に新しい宗教観を受け入れてもらうためでした。西洋の宗教観が大きく広がった現在、当時の壁画はとても貴重なものと言えるでしょう。