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赤嵌文化園区(赤嵌文化園區)

金曜日:08:30 – 21:30

4.3

更新しました:2024-01-09

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紹介

1624年、オランダ人によって安平に熱蘭遮城(ゼーランディア城)が建設されましたが、その地が後背地であったため、台江対岸の赤嵌(当時の台南平埔族赤崁社の居住地)に政治と経済の中心として新たに普羅民遮城(プロヴィンティア城)が建設されました。赤嵌街と普羅民遮街の発展にともない、商業都市としての繁栄の歴史の幕開けとなりました。

赤嵌文化園区において赤崁楼は最大のランドマークであり、その範囲は新美街の東、成功路の南から民権路までのエリアにおよびます。新美街一帯は17世紀の台南の海岸線の位置であり、園区内には赤崁楼、祀典大天后宮、祀典武廟などの国定古跡が数多くあり、オランダ、鄭氏、清朝統治時代の歴史の足跡を時を超えて感じさせます。
 
赤崁楼は初期の台南発展の中心であり、地域には古跡が数多く存在しています。オランダ、鄭氏の建築物を有する台湾でも数少ない文化園区です。特にエリア内のある3つの国定古跡には、ワシントンポスト旅行版で推薦された赤崁楼に加え、明寧靖王府邸(現在の大天后宮)、寧靖王の関帝庁を改築した祀典武廟があり、一見の価値があります。
 
このほかエリア内には関連する老街やその他古跡、鄭氏遺臣の宗廟である陳徳聚堂、参拝者の絶えない天公廟天壇、明の寧靖王が自ら書いたとして有名な扁額のある北極殿、金色の玄天上帝のある開基霊祐宮といった探索に最適な古跡スポットもあります。伝統工芸や伝統料理を楽しみたいなら、再発号肉粽、義豊冬瓜茶、白北浮水魚羹、清珍浮鴨肉羹、金徳春茶舗、旧永瑞珍喜餅、呉万春香舗、隆興亜鉛行といった有名店がこのエリアにはあり、時間のたつのも忘れてしまうほどです。
 
赤崁楼の名前の由来を知っていますか?赤崁楼周辺にはなぜ老舗や伝統的軽食のお店が多いのでしょうか?赤嵌文化園区はどのように形成されていったのでしょうか?赤嵌文化園区を訪れる旅では、オランダから明鄭、清朝統治時代の古都台南の真髄を目にすることができます。

1652年にオランダ人によって建設され、かつては「普羅民遮城(プロヴィンティア城)」と呼ばれた行政と商業の中心でした。建物はほぼ正方形の三層の台座で構成されています。1886年に高く反りあがった赤い瓦屋根に改築され、文昌閣、海神廟、蓬壺書院などがあります。建設当初から現在にいたるまで、300年以上にわたって何度も改修が行われてきましたが、台南市おいて重要な役割を担い続けてきました。

現存する赤崁楼は、南側の庭園、北側の閣楼、西側の蓬壺書院で構成されています。庭園には草木が生い茂り、国姓爺受降之彫像(鄭成功に降伏するオランダ人像)があります。閣楼の城壁基礎に寄り添うように立つ9基の石亀の碑は大南門から移されたもので、清乾隆53年(1788年)に林爽文の乱を収めたことを称えて作られた記念碑です。花崗岩で作られた碑の上部には2匹の龍の彫刻が施され、満州文字と漢文でそれぞれ4基に刻まれた碑文を合わせると1篇となります。碑は石亀に似た贔屓の上に建てられており、龍が産んだ9匹の子供うち1匹が重荷を背負う亀のような姿であったことから、「亀碑」と呼ばれています。

現存する2棟の閩南式の閣楼は、かつての普羅民遮城(プロヴィンティア城)の土台の上に再建されたものです。元の城砦は非常に小さなもので、主な建物が1棟、南北にそれぞれ望楼がありました。現在、オランダ時代の城砦は西門と東北角の2か所にその痕跡を残すのみとなり、そこからは積み重ねられたレンガをはっきりと見ることができます。レンガはインドネシアのジャワ島から運ばれたもので、もち米の汁、砂糖水、砂、牡蠣殻などを混ぜたモルタルが使用されています。

閣楼である海神廟は南側、文昌閣は北側にあり、両者の屋根はともに重簷歇山式(軒先の跳ね上がった入母屋造り)で庇の間が2階部分にあたり、陶製の緑色の花瓶でできた欄干で囲まれています。現在、海神廟には「赤崁楼」の扁額が掲げられ、内部は赤崁楼の展示館となっています。東側には独特な花瓶の形をした門洞があります。

文昌閣には沈受謙の手による「文昌閣」の扁額が今なお掲げられ、1階は展示に使用されています。2階には魁星が祀られ、右手に筆、左手に墨床を持ち、片足で亀を踏みつけ、片足で北斗星を蹴り上げる様子は試験で首席を取るという意味を表しています。2つの建物は石造りの基礎の上に建てられ、基礎の中間には龍の形をした御路が設けられ、壁面には巻物を広げたような形の窓があります。

2つの楼閣の中間には古井戸があり、熱蘭遮城(ゼーランディア城)と通じていると伝えられていますが、真偽のほどはここを訪れる人々の想像にゆだねておきましょう。高く盛られた基礎の周囲をレンガ造りの欄干が取り囲み、南側の欄干には可愛らしい石造りの獅子がたたずんでいます。

南側の城壁には歴代の石碑が数多くあり、西側の庭園には石馬、石陀、技勇石などの歴史遺物があります。蓬壺書院の入口は清朝統治時代の建物の様子を比較的留めています。西側に面した簡素な装飾は一見の価値があります。

観光スポット情報

電話 +886-6-2205647

アドレス 台湾台南市中西区新美街以東,成功路以南至民權路

カテゴリー 史跡、宗教的な寺院、地元のギャラリー、地元の芸術文化

営業時間 日曜日:08:30 – 21:30
月曜日:08:30 – 21:30
火曜日:08:30 – 21:30
水曜日:08:30 – 21:30
木曜日:08:30 – 21:30
金曜日:08:30 – 21:30
土曜日:08:30 – 21:30

交通情報

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