七股塩田湿地(七股鹽田濕地)
更新しました:2024-06-05
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紹介
湿地は、北は将軍漁港南側、東は七股塩場新塩灘第一工区西側堤防から南、南は七股潟湖南堤を境界とし、西側海域の等深線6メートルの地点までの総面積は2,997ヘクタールとなっています。
七股潟湖と東側の塩田を含む総面積 1,976 ヘクタールの台湾で最も面積の大きい塩田です。日本統治時代に開発され、2002年、七股塩田は操業を停止しました。1993年、浜南工業区開発案として潟湖と塩田を製油所、製鉄所に使用することが求められました。これに対して100を超える保護グループが連携し、貴重な湿地とクロツラヘラサギを救うための環境保護活動が開始されました。その後13年を経て、内政部区域計画委員会による審査が行われ、「手順を満たしていない」ことを理由に全ての開発案が経済部に差し戻され、開発案は一時的に保留されることとなりました。
エリア内には豊富な生態資源があり、絶滅危惧種であるクロツラヘラサギ、コウノトリ、ハヤブサ、希少種であるヨーロッパチュウヒ、ミサゴ、チョウゲンボウ、コアジサシ、ズグロカモメ、保護を必要とする種であるツバメチドリ、アカモズが見られます。シロチドリとセイタカシギ( この湿地で繁殖 ) やクロツラヘラサギなどの渡り鳥が越冬するのに必要な食べ物を提供するため、エリア内の鳥、魚、エビなどの生物の十分な供給計画も必要とされています。