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去年（2023年）8月に公開された「扇形塩田の生命の樹」、同年12月に河楽広場と新営文化センターでそれぞれライトアップされた「台南400-歴史的揚起（歴史の興隆）」と「台南400-幸福的薪伝（幸せの継承）」クリスマスツリーの3作品が、アメリカのMUSEデザインアワード（MUSE Design Awards）で同時に7つの賞を受賞しました。

黄偉哲市長は、「400周年を迎える台南は数え切れないほどの歴史的な記憶を目撃し、新たな歴史を作り続けています。2024台湾ランタンフェスティバル in 台南は36日間の期間で1,520万人以上の来場者を記録しました。また、観光遊遊局の3作品がアメリカのMUSEデザインアワード（MUSE Design Awards）を受賞したとの朗報を嬉しく思います」と述べました。市長は特に昨年の受賞に続いて再び観旅局とコラボレーションした黄雅玲氏のデザインチームに感謝の意を示しました。台南クリスマスライトフェスティバルのクリスマスツリーは、MUSEデザインアワード（MUSE Design Awards）に再び認められ、観光・レジャー部門で最高の栄誉とされるプラチナ賞を受賞しました。

台南市政府観光旅行局の林国華局長によると、アメリカのMUSEデザインアワード（MUSE Design Awards）は、国際アワード協会「International Awards Associates（IAA）」によって2015年に設立されました。世界の優秀なオリジナルデザインの作品を表彰し、将来のデザイントレンドを作り出すことを目的としたこの賞は、同分野において最も影響力のある国際的な賞の一つです。楊士毅氏が制作したランドアート「生命の樹」は、去年8月の公開からわずか2か月で17万人の観光客が訪れ、台湾唯一の塩田の自然景観と環境の美しさを体験しました。高雄科技大学の黄雅玲教授は雲林科技大学視覚伝達デザイン学科のチームを率いて「台南400周年」をテーマに、河楽広場と新営文化センター広場に2つのクリスマスツリーをデザインし、どちらも賞を受賞しました。

河楽広場の「台南400-歴史的揚起（歴史の興隆）」クリスマスツリーは、コンセプトデザイン賞の旅行・レジャー部門でプラチナ賞、照明部門、コミュニケーション部門、展示・イベント部門、パブリックスペース部門などで4つの金賞と計5つの大賞を受賞しました。新営文化センターの「台南400-幸福的薪伝（幸せの継承）」クリスマスツリーは、コンセプトデザイン賞の展示・イベント部門で金賞を受賞しました。「扇形塩田の生命の樹」は、景観・デザイン賞の彫刻デザイン部門で金賞を受賞しました。

観旅局によると、「扇形塩田の生命の樹」は、芸術家の楊士毅氏が扇形塩田のテクスチャと人、文化、生活の背景から着想を得て塩田に扇形の塩の美しさと精神を表現した水にやさしい生態教育のアート作品です。台南運河のそばにそびえ立つ「台南400-歴史的揚起（歴史の興隆）」は雲科大チームによる「台南400周年」の関連イベントと完全にマッチしたクリスマスツリーとイルミネーション作品です。今回、国際的に優れた作品が激しく競い合う中、群を抜いて優れる同作品がMUSEデザインアワード（MUSE Design Awards）を受賞しました。観旅局は、世界的な賞に認められたチームの努力に感謝の意を示し、「私たちはこの栄誉を決して忘れず、台南をより良く、より生活しやすくするよう努力していきます」と述べました。