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高台寺にて台湾の桜の植樹および記念碑の除幕 桜の開花にあわせて京都と台湾の都市交流を促進

公開日:2024-03-22

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謝長廷大使(右)、趙卿惠副市長(中)、高台寺執事長奧村紹仲(左)共同進行儀式

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台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表、日台友好桜花返郷会の趙中正会長、日本人実業家の岸伸久氏、台湾人実業家の林志鴻氏の呼びかけの下、台南市と京都の有名な古刹である高台寺は3月22日、ねね様400年遠忌、台湾の桜の植樹および除幕式を開催しました。台南市の黄偉哲市長は、友好交流都市である京都、そして高台寺との都市交流を非常に重視しており、式に参加するため、趙卿恵副市長率いる代表団を特別に日本に派遣しました。黄偉哲市長は、「今回の植樹は台湾と日本の関係の深化と強化を意味するものであり、今後も都市外交、国際観光、農産物貿易など、さまざまな分野において、さらなる緊密な交流が期待されます」と述べました。

22日の記念植樹式には謝長廷代表、趙卿恵副市長、高台寺の後藤典生委員長、奥村紹仲執事長、京都市政府観光政策監の土橋聡憲氏などが参加し、代表として共同で桜を植えました。謝長廷代表は記念植樹式で、「昭和天皇が台湾に植えた桜が台湾でたくましく成長し、故郷の日本に帰ってきました。記念植樹は開花する桜が醸し出す香りのように日本と台湾、京都と台南の友好を象徴しています」と述べました。

台南市の黄偉哲市長は、「今回、公務のために参加できませんでしたが、高台寺の招待と謝長廷代表の呼びかけに心から感謝いたします。京都と台南市には深いつながりがあるほか、両市は『世界歴史都市連盟』の加盟都市でもあります」と述べました。2021年、京都と台南は交流促進協定を締結し、頻繁に友好的な交流を続けています。今後も両市の各分野における交流、相互援助、共同発展が期待されています。

台南市の趙卿恵副市長は、「今回、台南市政府を代表して台湾の桜の植樹式に参加できたことを光栄に思います」と述べ、高台寺の素晴らしいライトアップへの招待に感謝の意を示したほか、ライトアップやパフォーマンスなど、革新的なコンセプトによって、年間の観光客数を2,000人から100万人に増やすことに成功した高台寺を心から称賛しました。台南市も毎年多くのランタンフェスティバルを開催しており、今年(2024年)開催した台南400周年と台湾ランタンフェスティバルは、1520万人の観光客が訪れるという記録を達成しました。今後も高台寺と台南の観光、宗教、夜間光環境分野における交流の機会が期待されています。

観光旅行局の林国華局長は、「日本は国際観光を推進する台南市にとって重要なターゲット市場です」と述べ、今回のイベントでは、観旅局も特別に日本語の台南ガイドブックと台南観光マップを用意し、日本側の来賓に贈ったほか、京都市政府観光政策監の土橋聡憲氏、京都市観光協会の代表者などと国際観光の推進に関する意見交換を行いました。今後も双方の文化、グルメ体験やイベントを通じて両都市の観光交流を深め、国際観光分野における相互支援と共栄のさらなる発展を目指します。
 

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