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生命之樹が2024 NY建築デザインアワードで台南のランドアートが世界的なデザイン賞を獲得

公開日:2024-05-23

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市長黃偉哲與藝術家楊士毅在生命之樹下合影

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台南観光旅遊局とアーティとの楊士毅氏が協力して共に制作した将軍区青鯤鯓村扇形塩田のランドアート作品「生命之樹」は、今年3月にアメリカの「ミューズデザインアワード」受賞したばかりですが、この度再びアメリカの「NY建築デザインアワード(NY Architectural Design Awards)」受賞という朗報が飛び込んでまいりました。黄偉哲市長の説明によると、青鯤鯓村の扇形塩田は交通部観光署が発表している「台湾の人気観光スポット100」に数えられ、「生命之樹」は今年だけですでに2つの世界的なデザイン賞を受賞。台南市政府チームの努力が認められ、台南の絶景スポットが世界の舞台へと躍り出ました。

NY建築デザインアワードはとても権威のある賞で、世界の優れた建築デザインを称えるために設立されました。アーティストの楊士毅氏によると、同作品のデザインは、人々に歩いて塩田の中に入って行ってもらい、傍らの陽光を感じながら、かつてこの塩田の中で働いていた人々の苦労に想いを馳せ、広大な塩田の中で心を落ち着け、静かに感覚を研ぎ澄ませてもらえれば、という思いから生まれたそうです。塩業と海洋文化の特色を強調することで、ここを訪れる旅行者たちに海をもっと身近に感じ、海への畏敬の念を持ってもらうとともに、塩業の歴史を振り返りつつ塩業の未来についても考えてみてもらいたい、との願いが込められています。

台南観光旅遊局の林国華局長はまた、次のように指摘しています。「『生命之樹』は塩田の扇形の形状をベースとしており、そのすっきりとしたラインは塩田に不可欠な陽光を象徴し、塩田の中に『扇塩』というこの土地の美しさと塩の産地の精神を融合させた、1つの自然環境教育親水アート作品となっている。また、インスタレーションのフォルムが光と影の変化をより美しく引き立たせるとともに、陽の光が時間とともに移り変わってゆくことを強調している。デザインチームの努力によってこうした世界的な賞を受賞できたことに感謝している。自分も引き続き観光旅遊局局長としての責任を担い、台南を『もっと素晴らしく、もっと過ごしやすく』するために力を尽くしていきたい」。

 

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