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台南、サステナブルツーリズムの新マイルストーンへ 1スポット・3ツアーが国際的な『ゴールドスタンダード(GS)』カーボンオフセット証明を取得

公開日:2025-12-03

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世界的なサステナブルツーリズムの潮流を踏まえ、台南市政府観光旅遊局は本日(3日)、新たに企画した3つの『台南低炭素ツーリズムコース』を正式に発表しました。あわせて、同局が所管する虎頭埤風景区では、台湾の景勝地として初となる観光客のカーボンフットプリント算定を実施しました。これら3つのコースおよび同風景区は、いずれも国際的な認証基準である『ゴールドスタンダード』の『カーボン・オフセット証明』を取得しています。これは、台南市がサステナブルツーリズムにおいて重要な節目を迎え、世界のサステナブルツーリズム市場や企業ESGの潮流と連携していく姿勢を示すものです。また、記者発表会には、沈震東議員をはじめ、林俊憲、陳亭妃の両立法委員のほか、邱莉莉、周嘉韋、余柷青、林依婷、蔡淑惠、李啟維、盧崑福、楊中成、蔡宗豪の市議会議員など各サービスオフィス代表らが出席しました。また、台湾観光創新協会の李奇嶽理事長、禾豐カーボンニュートラル社の薛新祐部長、旅行業全国連合会の施炫丞理事をはじめ、台南低炭素ツーリズムコースの一部提携業者、および台南現地の各観光業界団体の代表らも出席し、本取り組みへの賛同の意を示しました。

黄偉哲市長は、サステナブルツーリズムはすでに世界の観光産業において不可逆的な大きなトレンドであり、台南は歴史文化の古都であるだけでなく、台湾で最もポテンシャルを秘めた低炭素観光モデルエリアであると述べました。今回の低炭素ツーリズムコースにおいて、観光客のカーボンフットプリント算定および国際的な認証基準である『ゴールドスタンダード』の『カーボン・オフセット証明』を実現できたのは、関係事業者の協力のおかげであり、深く感謝しております。これにより、台南のサステナブルツーリズム推進はさらに大きく前進しました。黃偉哲台南市長は、今後、市政府として多様な低炭素ツーリズムコースの企画を継続し、台南を国内外の旅行者にとって持続可能な観光を体験できる都市として最優先に選ばれる都市にしていきたいと強調しました。また、旅行代理店や企業による社員旅行でも、ぜひ台南の低炭素ツーリズムコースを選んでいただきたいとしたうえで、官民が連携し、ネットゼロ排出を目指した持続可能な観光環境を共に築いていきたいと述べました。

3つの低炭素ツーリズムコースを正式発表 CO₂排出量を40~46%削減。
一、虎頭埤八景×大坑LOHAS×新化お香のしおり作り体験 2日間コース

虎頭埤でのエコガイドツアー(ソーラー船・電動カート乗車)をはじめ、新化の老街散策やお香のしおり作り体験、文学記念館の見学、大坑農場での自然体験などを楽しめるコース。マイカーでの移動では、CO₂排出量が1人当たり141.25kgとなるのに対し、低炭素ツーリズムコースでは75.76kgに抑えられ、1人当たり65.49kg(46%)の削減が可能となります。

二、サステナブル台南~十鼓文創園区×ハイドロゲル観光工場 2日間コース
市内の史跡巡りや安平の文化ツアーをはじめ、十鼓文創園区での体験型アクティビティやハイドロゲルづくり体験をメインとし、高速鉄道と台湾好行を組み合わせたエコな移動手段を採用したコース。マイカーでの移動では、CO₂排出量が1人当たり181.5kgとなるのに対し、低炭素ツーリズムコースでは116.2kgに抑えられ、1人当たり65.3kg(40%)の削減が可能となります。

三、台湾唯一の泥温泉体験×サステナブルなコミュニティ~菁寮・無米楽 2日間コース
関子嶺温泉や老街散策、水火同源、菁寮・無米楽の文化体験、新営鉄道文化園区などを巡るコース。マイカーでの移動では、CO₂排出量が1人当たり155kgとなるのに対し、低炭素ツーリズムコースでは88.9kgに抑えられ、1人当たり66.1kg(43%)の削減が可能となります。

虎頭埤風景区、台湾初となる国際的な認証基準である『ゴールドスタンダード』のカーボン・オフセット証明を取得
台南市観光旅遊局の林国華局長は、「台湾初のダムとして知られる虎頭埤風景区が、台湾で初めて観光地におけるカーボンフットプリント調査を完了した場所となったことを嬉しく思う。算定の結果、虎頭埤を訪れる観光客1人当たりのCO₂排出量は0.3kgである。虎頭埤の成功事例は、地方自治体、民間団体、学術機関、カーボンクレジット関連機関による連携モデルの有効性を示すものとなった。今後は、低炭素観光サービスやカーボン・オフセット制度を通じて、企業や各種団体、旅行代理店に対し、虎頭埤風景区および低炭素ツーリズムコースへの訪問を積極的に呼びかけていきたい」と語りました。

林国華局長は、台南は今後より多様な低炭素観光モデルを展開し、旅行代理店やホテル、観光地などの観光産業に対してサステナビリティ指標の導入を支援していく方針を示しました。また、企業顧客のESGに基づく旅行ニーズの統合にも連携して取り組むとしています。
さらに、企業が社員旅行を実施する際にカーボン・オフセット証明付きのツアーを選択することで、ESGサステナビリティ報告書における自主的な炭素削減実績として計上でき、そのうえで、産官学連携を通じて、台湾で最も包括的なサステナブルツーリズムのモデル都市の構築を目指したいと述べました。

AROモデルで台湾の低炭素観光標準化プロセスを構築
虎頭埤風景区および台南市の3つの低炭素ツーリズムコースは、いずれも「パリ五輪AROモデル(Avoid・Reduce・Offset)」に基づいて指導・運用されています。具体的には、台湾観光創新協会がツアー事業者への指導およびツアー設計・カーボンフットプリント算定を担当し、その後、台北城市科技大学のサステナブルツーリズム研究センターが検証を実施します。さらには、国際的なカーボンクレジット開発事業者である禾豐カーボンニュートラル社がカーボンクレジットの購入およびオフセットを行い、最終的に国際的な認証基準である『ゴールドスタンダード』によるカーボン・オフセット証明の取得に至っています。
台湾観光創新協会の李奇嶽理事長は、観光産業が世界の年間CO₂排出量の約8%を占めており、さらに毎年約3%のペースで増加し続けていると指摘しています。虎頭埤風景区および台南市の低炭素ツーリズムコースは、いずれも「パリ五輪AROモデル」に基づいて運用されています。すなわち、Avoid(回避):不要な車両移動や環境負荷の高いアクティビティの削減、Reduce(削減):高速鉄道、バス、および地域の交通機関の利用、および地産地消の食材や環境に配慮した宿泊施設の選定、Offset(相殺):ゴールドスタンダード認証のカーボンクレジットを購入・オフセットするというものです。李奇嶽理事長は、「台南における今回の成果について、台湾の観光産業が国際的なサステナブル市場と本格的に連携できたことを象徴している。今後は他の都市や観光地、旅行代理店へとこの取り組みを横展開していくことで、持続可能な観光の市場価値をさらに高めていくことができる」と強調しました。

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