台南を遊びつくす旅行【中西区編】日帰り弾丸と言わず2泊3日で!
更新しました:2022-10-17
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紹介
2019/5/18 2019/5/20 台湾
台南を遊びつくす旅行【中西区編】日帰り弾丸と言わず2泊3日で!
どうも~、ゴダです。今回は「日帰り弾丸ではない、ゆったりとした旅」をテーマに、台南観光についてまとめました。
また、記事を「中西区編」「安平区編」の2回に分けており、今回はそのうちの「中西区編」となります。
当記事は「台南市中西区」について書いてます!
台南市中西区
「中西区」は台南観光の中心的エリアです。
「林百貨」「孔廟」「国立台湾文学館」などの有名スポットが集中しており、台南駅からのアクセスも抜群です。
もちろん台南全土に素敵な観光地が点在しますが、台南を訪れるほとんどの人がまず先に中西区を目指します。(中西区にはホテルもたくさんあるので中西区に宿をとる人も多い)
台南市中西区でするコト!王道の観光コースを紹介!
効率的に観光できるよう中西区をさらに4つのエリアに分けてみました。
- 孔廟エリア
- 赤崁樓エリア
- 神農街エリア
- 花園夜市エリア
では1つ1つ見ていきましょう。
①孔廟エリア
所在地:台南市中西區南門路2號 |
<孔廟エリアへのオススメの行き方>
台南駅から:2号、6号バスで約11分、88号バスで5分
赤崁樓から:徒歩約14分、タクシーで約5分(バスは遠回りなのでNG)
神農街から:徒歩約21分、タクシーで約6分(バスは遠回りなのでNG)
花園夜市から:タクシーで約10分(バスは遠回りなのでNG)
孔廟エリアは観光地が集中しているエリアです。
遺跡の数が多く、密度の高いエリアとなります。
まず、わたしは孔廟から散策することにしました。
孔廟の門
これは「學首臺全」ではなく「全臺首學」と読みます。笑意味は「台湾で最初の学校」です。
1665年に建てられた台湾で最も古い孔子廟であり、現在の建物は日本統治時代に整備されたものだそう。
孔廟の中
広々としていて歩いてるだけで気持ちいいです。
なお、写真の場所は入場無料ですが、大成殿は入場料25元がかかります。
歴史資料に興味がある人はぜひ中に入ってみましょう!
次に、孔廟のすぐ向かいにある莿桐花巷を歩きました。
莿桐花巷 |
莿桐花巷の入口
莿桐花巷は手作り品や飲食店が立ちならぶ、ちょっとした観光通りとなっています。
莿桐花巷
平日だったので空いてる店が少なかったですが、休日だと多くの店で賑わっています。
ここでお土産を買うのもいいし、甘いものを食べて休憩するのもいいし、ちゃんと台南グルメを味わいのもいいでしょう。
莿桐花巷の裏路地
また、莿桐花巷のメインロードから少し入った裏路地の雰囲気がよかったです。ローカルなお寺があったり、こじんまりとしたカフェがあったり・・・。ついつい散歩したくなるような街並みでした。
お次は、莿桐花巷から2分ほど歩いて台南市立美術館(一館)に移動しました。
台南市立美術館(一館) 毎週火曜~日曜 09:00-17:00 月曜日休館(祝日は従来通りに休館となります) 毎週土曜は21:00まで 祝日は開館、旧暦の12/31~1/2期間休館 |
台南市立美術館(一館)
台南市立美術館(一館)は日本統治代の警察署を改築した美術館です。
2018年10月にオープンしたばかりなので、ピッカピカのおしゃれな美術館でした。
展示品
展示品は台湾人アーティストによる作品が多かった印象です。
内装もすごい
展示品も素晴らしかったんですが、個人的には内装に目がいきましたね。
写真からは分かりにくいですが、昔の警察署の横に新しい建物を建て、それら2つをくっつけて1つにしています。
新旧が融合した素晴らしい美術館でした。
また、歩いて6~7分の距離には台南市立美術館(二館)があります。
台南市立美術館(二館) 毎週火曜~日曜 09:00-17:00 月曜日休館(祝日は従来通りに休館となります) 毎週土曜は21:00まで 祝日は開館、旧暦の12/31~1/2期間休館 |
台南市立美術館(二館)
こちらは2019年1月にオープンしたばかりで、一館よりも更に大きいです。「台南の夏はあっついから、日中はここで涼むのも悪くないかも・・・」とか考えたり。笑
さらに、台南市立美術館(一館)から2分ほど歩いて国立台湾文学館に移動しました。
国立台湾文学館(台南州廳) |
国立台湾文学館
こちらは日本統治時代の台南州庁だった建物です。(今でいう県庁みたいなものです)昔の遺跡をミュージアムに改築し、保存しつつ有効活用している感じですね。素晴らしい再利用の仕方だと思います。
内部もかなり立派です。
内部も立派
お土産屋さん
ミュージアムですから、ちょっとアートな感じの小物がたくさん売ってました。
展示物
展示物はカタイ感じです。歴史や建築が好きな人には相当オススメですね。
国立台湾文学館から西に2分ほど歩くと、林百貨が見えてきます。
林百貨 |
林百貨
林百貨は1932年に日本人がオープンした百貨店を改築したスポットです。
工芸品が売られている
全部で6フロアあり、工芸品などのお土産店が出店しています。
おしゃれで可愛い小物や文具
実用的なものから、つい手にとってしまいそうなデザインのものまで、お土産にできそうなアイテムがたくさん売られています。
カフェ
カフェやデザート屋さんもいくつか出店しており、座って休憩することもできちゃいます。
屋上の神社
日本の百貨店と同様、屋上には神社跡がありました。
わたしが屋上に登った時はちょうど日が沈む頃で、運よく綺麗な写真が撮れました。
最後に、鄭成功歴史文物館まで歩いてみました。(孔廟から徒歩10分くらい)
鄭成功歴史文物館 |
鄭成功関連の貯蔵品
日本統治時代より前の、鄭成功や清朝の時代の貯蔵品が展示されています。このクオリティで入館料無料はちょっと申し訳ない気がしちゃいますね・・・。素晴らしい博物館でした。
昔のパスポート
(昔のパスポートなんかもありましたよ。面白いね。)
②赤崁樓エリア
赤崁樓 |
<赤崁樓エリアへのオススメの行き方>
台南駅から:5号、99号、88号バスで約5~10分
孔廟から:徒歩約14分、タクシーで約5分、88号バスで約5~10分
神農街から:徒歩約12分、タクシーで約6分(バスは遠回りなのでNG)
花園夜市から:徒歩約25分、タクシーで約7分(バスは遠回りなのでNG)
このエリアで見ておきたいのは、赤崁樓と大天后宮です。
また、永福路二段沿いには、美味しい冬瓜茶の店が立ちならなんでいます。
赤崁樓周辺の名物とも言えるので、興味がある人はトライしてみてください。
赤崁樓
赤崁樓は台南旅行で絶対に訪れたい超重要遺跡です。1653年にオランダ人によって建設され、鄭成功時代には台湾の最高行政機関となりました。
日本統治時代よりもずっと昔の建築であり、古都台南において特に古い遺跡と言えます。
大天后宮
大天后宮 電話番号:06-221-1178 営業時間:6:00 - 21:00 定休日:なし |
大天后宮は国家一級古跡に認定されているお寺です。
縁結びの神様「月老」が有名で、多くの人がここを訪れています。
(台湾人いわく”超絶効果がある”とのこと。恋人が欲しい人はぜひ!笑)
③神農街エリア
神農街 所在地:台南市中西區神農街 電話番号:店による 営業時間:店による 定休日:店による |
<神農街エリアへのオススメの行き方>
台南駅から:88番バスで約15分(神農街水仙宮バス停で下車)
孔廟から:88番バスで約13分(同上)
赤崁樓から:徒歩約12分、タクシーで約6分、88番バスで約8分(同上)
花園夜市から:徒歩約20分、タクシーで約5分(バスは遠回りなのでNG)
台南を代表する古い町並みといえば「神農街」でしょう。
夜になると灯篭(ランタン?)に明かりがともり、幻想的な風景を見ることができます。おしゃれなバーやカフェ、工芸品を売るお土産屋さん、占い師などなど・・・歩いてるだけでも楽しくなるようなストリートです。
神農街の入口。幻想的だ
神農街は夜が綺麗です。できれば夜に行くようにしましょう。
平日だったので人が少ない
平日は人が少ないですが、お店はちゃんとやっていました。
平日はわりと狙い目かもしれません。
バー
入りやすそうな雰囲気のバーが何軒か立ち並んでいます。台南のナイトライフにオススメです。
④花園夜市エリア
花園夜市 所在地:台南市北區海安路三段533號 電話番号:06-358-3867 営業時間:毎週木曜、土曜、日曜日の18時ごろ~24時ごろ |
<花園夜市エリアへのオススメの行き方>
台南駅から:タクシーで約10分。0左バス(環状線)に乗り、花園夜市で下車。
孔廟から:タクシーで約10分(バスは遠回りなのでNG)
赤崁樓から:徒歩約25分、タクシーで約7分(バスは遠回りなのでNG)
神農街から:徒歩約20分、タクシーで約5分(バスは遠回りなのでNG)
こちらは台南で最大規模の夜市になります。
他にも夜市はありますが、規模や質などを総合的に見ると花園夜市がベターです。
駐車場のような大きな空き地に、これでもかというほど屋台が立ち並んでいます。
個人的には、台北や高雄の夜市と比べても、最大規模なんじゃないかと思います。
旅行時はいろんなものを少しずつ食べたい人には最適な場所ですね。
ちなみに、台南には台南特有の地方グルメが多数存在します。
オアツェン(蚵仔煎)
牡蠣がゴロゴロ入った「オアツェン(蚵仔煎)」は台南グルメの代表格です!
なんでも、あの鄭成功が発明したとかしてないとか・・・。本当かどうかは知りません。笑
棺材板
揚げトーストの中にホワイトシチューが入った「棺材板」も台南グルメです。台北などその他地域ではほとんどお目にかかることがありません。
台南旅行は日帰り弾丸と言わず2泊3日で!台北や高雄から弾丸日帰りで台南に寄る人がいますが、せっかく都会を離れるんだから台南でゆっくりしていきましょう。
特に、台南は大阪(関空)との直通便があったり、観光情報サイトが充実してたり、何かと便利なんです。
台南メインでじっくり観光①:大阪(関空)との直通便がある
関西以外の人には関係ないですが、台南は大阪との直通便があるんです。
台北や高雄を経由せずに、台南づくしの時間を過ごすことができます。
<大阪-台南便の基本情報>
会社:中華航空(チャイナエア)
関空:12時頃発14時頃着/火・金
台南:15時半頃発19時半頃着/火・金
料金:片道16000円~
台南空港:台鉄台南駅までは直線約5.7km。空港から市内へは市バスかタクシーが便利。
わたしは愛知県民なので利用する機会がなさそうです・・・。
関西の人が羨ましいですね。
台南メインでじっくり観光②:情報サイトが充実している
今回は台南の有名観光地を紹介しましたが、台南にはまだまだ素敵なスポットが眠っています。
そこで、台南郊外にあるスポットやマイナーなスポットがまとめられてるサイトを紹介します。
それが「台南旅遊網」です↓↓
台南旅遊網(日本語サイト)
台南市が管理している日本語ありのサイトになります。
「史跡」「エコツアー」「観光工場」「宗教的な寺院」「ナイトマーケット」などなど、カテゴリ別に観光地を絞ることができます↓↓↓
カテゴリ別に観光地を絞ることができる
観光地の概要説明も充実している↓↓↓
観光地の概要説明
トリップアドバイザーの口コミも表示されているので、実際に行った人の感想をついでにチェックすることも可能↓↓↓
トリップアドバイザーの口コミ
また、観光地情報だけでなく、飲食店、ホテル、イベントの情報も充実しています。
日本語サイトなので、ぜひ自分で色々いじってみてくださいね。
台南旅遊網
台南メインでじっくり観光③:台南おもしろカードがある
台南おもしろカード
同じく台南市が運営している「台南おもしろカード(台南好玩卡)」という便利カードがあります。
ネット上で観光地のチケットを購入したり、現地ツアーに申し込んだりできるサイトになります。
使い方は簡単です。
カードで購入するとスマホに電子チケットが送付され、あとは現地スタッフに電子チケットを見せるだけ。現地でのやりとりや、列に並ぶ時間を省くことができます。ただ、日本語サイトはこれから整備するとのことです。