台南を遊びつくす旅行【安平区編】日帰り弾丸と言わず2泊3日で!
更新しました:2022-10-17
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2019/5/20 台湾
台南を遊びつくす旅行【安平区編】日帰り弾丸と言わず2泊3日で!
どうも~、ゴダです。
今回は「日帰り弾丸ではない、ゆったりとした旅」をテーマに、台南観光についてまとめました。また、記事を「中西区編」「安平区編」の2回に分けており、今回はそのうちの「安平区編」となります。当記事は「台南市安平区」について書いてます!
安平区の位置
安平区は台南の海沿いにあり、台南駅がある市街地からは少し離れています。「安平古堡」や「安平樹屋」などの遺跡が有名で、台南では必須スポットとされています。また、海の景色が綺麗で、豆花や海産物などのご当地グルメも有名ですね。
安平区は範囲が広いため、1日かけてじっくりと観光したいエリアになります。台南市安平区への行き方
安平への行き方比較表(タクシーとバス)
安平区へはタクシーかバスで行くことができます。
それぞれの乗車時間と料金は以下の通りです。
台南駅から安平へ
乗り物 | 乗車時間 | 料金 |
タクシー | 台南駅から約20分 | 約200元 |
2号バス | 台南駅から約30分 | 18元 |
99線バス | 台南駅から約35分 | 18元 |
当たり前ですが、タクシーが早くて快適なのに対し、バスは安いのが魅力ですね。とはいえ2号バスなら乗車時間もタクシーと大きく変わらず安く快適に安平まで行けます。というわけで当ブログは2号バスをオススメします。
台南駅から2号バスに乗って安平に行く方法。台南駅から2号バスに乗るのは簡単です。まず、台南駅のロータリー側に出たら、ロータリーの向こうに以下のようなビルがあります。
このビルのふもと、赤い矢印の場所がバスターミナルになっているので、ここから2号バスに乗ることができます。安平では「安平古堡(安北路)」のバス停で降りると、スムーズに観光が始められます。
2号バス
ちなみに、乗車の際には現金をチャージした「悠遊カード(悠遊卡)」があると便利です。悠遊カードはコンビニで買えるので、バスに乗る前に購入を済ませておきましょう。
台南市安平区でするコト!王道の観光コースを紹介!
それでは早速、安平区の観光コースをご紹介します。
安平に着いてからは歩きなので、海や町並みを見ながらゆっくり散歩を楽しめます。
安平古堡
安平古堡 所在地:台南市安平區國勝路82號 電話番号:06-226-7348 営業時間:8時半~17時半 定休日:なし 入場料:50元 |
安平古堡は赤崁樓と並ぶ台南の必須スポットです。
1633年、オランダの東アジアの拠点として安平古堡が建てられました。
ちなみにこの安平古堡、高校の世界史の教科書に出てきたことを今でも覚えています。
高校の世界史の教科書には「ゼーランディア城」というオランダ語名で登場してました。
ま、とにかく日本の教科書にも載ってるくらい有名なお城です。
歴史や遺跡が好きな人は要チェックです!!!
安平老街
安平老街 所在地:台南市安平區延平街 電話番号:店による 営業時間:7時~18時半(土曜のみ19時まで) 定休日:店による |
安平古堡のすぐ隣には「安平老街」と呼ばれる通りがあります。
駄菓子屋(左上)
ルーレットの数だけアイスを作ってくれるオヤジ(右上)
マンゴーなど南国フルーツの蜜漬け(左下)
マンゴーフロート(右下)
などなど、
レトロな雰囲気が漂っていました。
こんなに雰囲気のある裏路地も発見しました。
カメラが好きな人にとっては絶好のスポットかも!?
この辺りは雰囲気のいい小道がたくさんあったので、ぜひ探検してみてください。安平樹屋(徳記洋行)
安平樹屋(徳記洋行) 所在地:台南市安平區古堡街108號 電話番号:06-391-3901 営業時間:8時半~17時半 定休日:なし 入場料:50元 |
写真を見ると分かるとおり、ガジュマルの木が倉庫にからまり、まるでラピュタの世界のような幻想的な光景を作り出しています。
内部は迷路のようになっていて、設置された階段を登って屋根の上から倉庫を眺めることもできるんです。そもそも、この倉庫は隣接する「徳記洋行」というイギリスの貿易会社のものでした。
「徳記洋行」の内部は資料館になっていて、台湾や台南の歴史が学べるようになっています。
クーラーが効いた綺麗なカフェもありました。疲れがとれる~!!
お土産もたくさんありました。
可愛くてオシャレな雑貨がたくさん売られていましたよ。
東興洋行
東興洋行 所在地:台南市安平區安北路233巷3號 電話番号:06-228-1000 ※いつまで工事中かは不明 |
安平古堡や安平樹屋からすぐのところに「東興洋行」があります。
ここは1870年に建てられたドイツの貿易会社跡です。
わたしが2019年4月に訪れた際は工事中で中に入れませんでした。
工事する前は、休日に音楽の演奏を聴きながら、ドイツ料理をつまみにビールが飲めたそうです。
安平一帯はオランダ、イギリス、ドイツの遺跡が残っており、ちょっとヨーロピアンな雰囲気がありました。
台南安平蜜餞物産館
台南安平蜜餞物産館 所在地:台南市安平區國勝路65號 営業時間:平日12時~18時、休日10時~19時 入館料:無料 |
安平古堡から歩いて2分ほどの裏手に「台南安平蜜餞物産館」があります。
台南安平蜜餞物産館
ここは安平名物のフルーツの蜜漬け(蜜餞)の博物館です。
フルーツの蜜漬け(蜜餞)の製造工程が学べるだけでなく、フルーツの蜜漬け(蜜餞)をお土産に買って帰ることもできます。
豆花
安平は豆花の美味しい店が多いことでも知られています。
カロリー控え目な中華デザートで、旅行中の間食に最適です。
黒い豆花
わたしが入った店では黒い豆花を食べることができました。
小さいタピオカがたくさん入ってるのも嬉しかったです!
ぜひGoogle Mapなどで検索して、気に入った店に入ってみましょう。
検索すると本当にたくさん出てきますよ!
蝦卷(エビロール)
安平は海が近いからか、海鮮物が有名です。
なかでも特に食べていただきたいのが「蝦卷(エビロール)」になります。
エビコロッケのアップ
見た目はそこまで良くないですが、プリプリしたエビがゴロゴロ入ってて、食べ応えがあって美味しいです。
エビロールの店もいくつかあるので、ぜひGoogleで気になる店を探してみてください。
台南旅行は日帰り弾丸と言わず2泊3日で!
台北や高雄から弾丸日帰りで台南に寄る人がいますが、せっかく都会を離れるんだから台南でゆっくりしていきましょう。
特に、台南は大阪(関空)との直通便があったり、観光情報サイトが充実してたり、何かと便利なんです。
台南メインでじっくり観光①:大阪(関空)との直通便がある
関西以外の人には関係ないですが、台南は大阪との直通便があるんです。
台北や高雄を経由せずに、台南づくしの時間を過ごすことができます。
<大阪-台南便の基本情報>
会社:中華航空(チャイナエア)
関空:12時頃発14時頃着/火・金
台南:15時半頃発19時半頃着/火・金
料金:片道16000円~
台南空港:台鉄台南駅までは直線約5.7km。空港から市内へは市バスかタクシーが便利。
わたしは愛知県民なので利用する機会がなさそうです・・・。
関西の人が羨ましいですね。
台南メインでじっくり観光②:情報サイトが充実している
今回は台南の有名観光地を紹介しましたが、台南にはまだまだ素敵なスポットが眠っています。
そこで、台南郊外にあるスポットやマイナーなスポットがまとめられてるサイトを紹介します。
それが「台南旅遊網」です↓↓
台南旅遊網(日本語サイト)
台南市が管理している日本語ありのサイトになります。
「史跡」「エコツアー」「観光工場」「宗教的な寺院」「ナイトマーケット」などなど、カテゴリ別に観光地を絞ることができます↓↓↓
カテゴリ別に観光地を絞ることができる
観光地の概要説明も充実している↓↓↓
観光地の概要説明
トリップアドバイザーの口コミも表示されているので、実際に行った人の感想をついでにチェックすることも可能↓↓↓
トリップアドバイザーの口コミ
また、観光地情報だけでなく、飲食店、ホテル、イベントの情報も充実しています。
日本語サイトなので、ぜひ自分で色々いじってみてくださいね。
台南メインでじっくり観光③:台南おもしろカードがある
台南おもしろカード
同じく台南市が運営している「台南おもしろカード(台南好玩卡)」という便利カードがあります。
ネット上で観光地のチケットを購入したり、現地ツアーに申し込んだりできるサイトになります。
使い方は簡単です。
カードで購入するとスマホに電子チケットが送付され、あとは現地スタッフに電子チケットを見せるだけ。現地でのやりとりや、列に並ぶ時間を省くことができます。